妊娠中の不正出血「切迫流産」
妊娠中に流産の症状が合併した状態を切迫流産と言います。「流産になりかけている」という意味です。
赤ちゃんは子宮の中に生きていて、流産が進行していることではありません。流産は妊娠初期の4〜12週に起きやすく、特に妊娠11週ごろがもっとも発生する危険性が高いといわれています。
切迫流産は流産が起こりうる妊娠22週未満の時期に子宮からの不正出血がある場合などに使いますが、流産になる可能性が高くないこともあります。
切迫流産の症状は妊娠中に少量の不正出血が断続的にみられます。不正出血量は多いほうが流産の可能性が大きく、下腹部痛を伴うこともあります。
切迫流産は安静が第一の治療です。妊娠初期にはこれといった有効な薬がないのが現実です。外出や運動、セックスは避け、生活最低限の行動までにとどめます。
不正出血が続く場合や症状が重い場合は薬を出されたり、入院することもあります。切迫流産の症状がみられたら、すぐ産婦人科を受診しましょう。