妊娠中の不正出血「着床出血」
妊娠中はホルモンの関係で新陳代謝が活発になり、膣からの分泌液が多くなります。卵胞ホルモンの分泌が増えることにより、おりものの量が増えてきます。
その中で妊娠初期にみられる茶褐色のおりものには「着床出血」と呼ばれるものがあります。おりものの少量の血が混じっって茶褐色に見える状態です。
着床出血の症状は茶褐色や茶色いおりもの、薄い血の少量の不正出血、生理痛のような軽い腹痛などです。
着床出血とは、受精卵が子宮に根をはやしたときに起こる現象で、着床時に子宮内膜が少し溶けて、それが茶色いおりもののような感じで出てきます。
出血時期は月経予定日前後、出血量は少量、血の質は薄かったり、茶褐色のおりもののようなものだったり、期間はまちまちで1日〜約1週間程度ですが、個人差があります。
着床出血は妊娠したら必ずみられるというものではなく、みられない人も多いです。
産婦人科で妊娠していますと言われたあとにこういった不正出血や茶色のおりものがあったら流産ではと心配される方も多いでしょう。
また、妊娠と診断してもらう前に着床出血があると、着床出血を普通の生理と勘違いしてしまい、今月の生理はずいぶん軽かったな、と思うとそれが妊娠だったりする場合もあります。